初心者でも簡単はじめてのレイアウト水槽

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生体·水草

はじめての
レイアウト水槽

今回使用するアイテム

GEX ラクテリア

簡単に水換えができるシステムを搭載し、しかも照明とフィルターまで内蔵された高コスパ水槽のラクテリア。はじめてアクアリウムに挑戦する方にぜひおすすめしたい水槽です。
流木

奥行や立体感を演出する流木はレイアウト作りに欠かせません。また流木を入れることで水質が弱酸性になるため、カージナルテトラのような弱酸性を好む熱帯魚の環境作りにも役立ちます。
ミクロソリウム

低光量に強くCO2の添加も必要ない、丈夫で育てやすい水草です。成長が遅いためレイアウトの維持も容易です。中性～弱酸性の水質を好み、22～28℃が適温とされています。
カージナルテトラ

体長は飼育下であれば最大3cm程、水質にうるさくなく飼育が容易なことから、入門向けとしても人気の熱帯魚です。弱酸性の水質を好み、20～28℃と比較的幅広い水温に適応します。

水槽のセットアップ方法

1

排水ユニットと水中ポンプをジョイントホースで接続する。
2

水中ポンプのコードを排水ユニットのコード通し穴に通し、濾過槽に設置する。
3

活性炭スリムマットをセットする。
4

水洗いした麦飯石の砂利を入れ、平らにならす。
5

ヒーターをろ過槽側の背面に設置する。
※電源はまだ入れないでください。水に浸かっていない状態で電源を入れると故障や事故の原因になります。
6

流木を配置する。
7

2/3程度の水を入れる。
8

水草をポットから取り出し、ウールを取り除く。
9

水草用の接着剤を使って、流木へ接着する。
10

残り1/3の水を足す。
11

水中ポンプの電源を入れ、ポンプが稼働することを確認する。
12

ヒーターが完全に水に浸かっているの確認し、ヒーターの電源を入れる。
13

カルキ抜き剤、バクテリアの添加剤をろ過槽内に入れ循環させる。
14

水合わせした生体を水槽に入れる。
15

照明の電源を入れ、フタをのせる。

よくある質問

流木のレイアウトのコツは？

まず大きな流木から配置していきましょう。上奥から下手前にかけて流木を配置すると奥行を感じるレイアウトになります。また流木の一番高い位置は、左右のどちらかに寄せて全体を三角形の形にすると、見た目のバランスが良くなります。
流木の組み方は今回ご紹介した三角型のほか、凸型や凹型といった構図もありますので、ぜひ色々なレイアウトに挑戦してみてください。
水草用接着剤ってなに？

水草用接着剤は、水草を流木にくっつけたり、流木同士をくっつけたりすることができる、アクアリウム専用の接着剤です。通常の接着剤と同じように使用できるのはもちろん、水中の水草や生体に影響を与えることがないため、水槽レイアウトを組むときに安心してお使いいただけます。
水中で接着できるタイプもあり、水槽の外に出すのが難しいアイテムへ接着するときに大変便利です。
固まった部分が白っぽくなる接着剤もありますが、水草が成長するにつれて目立たなくなるので、あまり気にしないで大丈夫です。
ミクロソリウムの育て方は？

ミクロソリウムは高光量、CO2を必ずしも必要とせず、本格的な設備が無くても維持が可能です。また成長が遅いため、レイアウトを維持するためのカットもあまり必要ありません。葉が込み合ってきたときに古い葉を取り除く程度でよいでしょう。
気を付ける事としては、通称シダ病と呼ばれるミクロソリウム特有の病気があり、葉が茶黒くなり一気に枯れてしまう症状が出る場合があります。対策としては、水温を下げる、葉を間引いて水が淀まないようする等が有効です。
水合わせってなに？

生体は、水質や水温に差がある環境に急に移されると負荷がかかり、そのショックで病気になる恐れがあります。そのため、新しい水槽に生体を迎え入れるときは、元いた環境と新しい環境をゆっくりと近づける「水合わせ」という作業をおこなう必要があります。
詳しいやり方は水合わせ方法をご確認ください。
カージナルテトラの育て方は？

カージナルテトラは、熱帯魚飼育の基本が抑えられていれば容易に飼育できます。
熱帯魚図鑑のカージナルテトラで詳しい育て方をご紹介していますので、ぜひご確認ください。
生体のワイルドとブリードの違いは？

「ワイルド」は自然環境で採取された野生の熱帯魚のこと、「ブリード」は養殖された熱帯魚のことを指します。
それぞれ顕著な差はなく見分けるのはとても難しいのですが、傾向として、ワイルドは体が大きく体色が鮮やかな一方、飼育の難しさがあると言われています。ブリードは大きさや体色でやや見劣りするものの、性格が温和で育てやすい傾向があり、ワイルドよりも安価に購入できるメリットがあります。