植物には日光がとても大切です。水鉢は日中、十分に日の当たる場所に置いてあげましょう。
水鉢に水を注ぎます。使用する風山石を鉢にセットする前に、たわしなどで汚れを落としておきましょう。
石や流木を組み合わせてレイアウトのベースとなる部分を組んでいきます。流木や石の角度を変えるだけでもガラッとイメージが変わるので、頭の中でイメージを膨らませながらさまざまなパターンを組んでみましょう。
主役の睡蓮を引き立てるためにあまり目立たない方が良いですが、後から水草を植えることを考えて、姿が見えなくならない程度に注意しながら配置します。今回は、手前に植える睡蓮と後ろに植える植物とを視覚的に分けるため、流木と石で境界を作ります。
全体のバランスや配色を考えながら1種類ずつ植え込んでいきます。
植え付け完成です。今回のレイアウトでは、十和田アシの赤と緑、睡蓮の白、ミムルスの黄色と緑、グリーンロタラの緑と白紫と、色彩を多く使うことで、見て楽しくなるようにしてみました。また、流木と風山石を使うことでナチュラル感と立体感をつけてみました。
メダカなどの生体を入れる場合は、2日以上置いてカルキが抜けて水が落ち着いた後にします。
カルキ抜き剤を使用すれば、当日に入れることもできます。水の濁りが落ち着いて、温度が安定してから水合わせをして投入しましょう。
植物が伸び過ぎると睡蓮の存在感が薄れてしまいます。見た目の美しさにこだわりたい場合は、小まめにトリミング等の手入れすることで、より長く美しさを保つことができます。睡蓮は古い葉をこまめに根元から切るようにし、新芽に光が当たるようにします。
冬には葉が枯れるので根元付近で茎を切り取りましょう。冬場でも水を張った状態で管理します。美しさを保つために手入れをすることもビオトープを楽しむ要素の一つですね!