5匹購入しましたが、そのうち1匹が死着でした。残りの4匹をトリートメント水槽に入れていましたが、2日ほど経つと1匹が死んでいました。おそらく、他の個体にやられてしまったのでしょう。やはり本種は同種での混泳は難しいようです。
残りの3匹は産卵箱などで隔離し、しばらくトリートメントを行いました。その後、それぞれ別の水槽で飼育しています。
新しい環境に慣れるまでは極端に神経質な魚だと感じます。また、餌をバクバク食べていると思いきや、その翌日には人が水槽前に来ただけで逃げまどうなどの行動も見られます。そのまた翌日には、軽く水槽を叩いても動じなかったりするんです。よくわからない魚です。
浮上性の人工飼料なら問題なく食べてくれるので、餌の心配はしなくてもいいでしょう。最も恐れるべきは飛び出し事故による干物化ですから、各種フタ受けを用いて、ガラスブタと水槽壁面の隙間を完全にふさいでください。「このくらいの隙間なら大丈夫だろう」という考えは禁物です。そこさえ注意すれば、環境に慣れた本種の飼育に難しいことはありません。