スイレンの保管・維持方法
温帯性スイレン
5℃~15℃
温帯性スイレンは、低温に強い種類ですが、さすがに氷点下になるような寒い環境では腐ってしまいます。水温や気温を極端に下がらない屋内での管理が望ましいです。
※冬の間は、上記の温度を下回ると腐ってしまい、上回ると発芽してしまうので、温度管理には注意が必要です。
熱帯性スイレン
10℃~15℃
※冬の間は、上記の温度を下回ると腐ってしまい、上回ると発芽してしまうので、温度管理には注意が必要です。
管理の対応
温帯性スイレン
スイレン鉢ごと屋内へ移動します。
※越冬中の休眠期間中には、スイレン鉢の中に肥料などが含まれないようにします。
※肥料が確実に鉢の中からなくなるように9月頃から調整します。
植えつけているスイレン鉢に水を張り、大き目のバケツや発泡スチロールに入れて保管し越冬させます。
※植えつけている鉢が大きい場合は、小型の姫スイレン鉢やポットに植え替えます。
熱帯性スイレン
休眠期間(11月ごろ)に入ると水温・気温が著しく低下しますので、植えつけている球根を取り出して、葉や根っこを取り除き水でドロなどを洗い流します。
肥料などが含まれていない赤玉土をボール状の容器に入れて少量の水を加え粘土状になるまで練ります。
お団子のように練った状態の赤玉土を伸ばして、スイレンの球根が隠れるように覆い被せます。
まんべんなく赤玉土で包んだ球根を空気に触れないようにビニール袋などで密封します。
※直射日光を避けて、気温が10℃~15℃を保てるような屋内環境で保管します。