前景草の定番中の定番といえば、グロッソスティグマ。
このグロッソスティグマの育成にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
グロッソスティグマは地面をびっしりと這うように生長するため、同じ前景草でもテネルスやヘアーグラスのように高さが出ず、広々とした空間を演出できます。
こちらでは実際にグロッソスティグマの植え方を画像とともにご紹介します。
まずはじめに、水槽を軽く水洗いし、水槽台などの安定した場所に置きます。
そして、ソイルを水槽に入れます。グロッソスティグマの育成にはソイルのご使用をおすすめします。
ソイルは水洗いせずにそのまま投入して下さい。
今回の特集で使用しているソイルはチャームのギャラリーでもおなじみの水草とシュリンプの土です。
ソイルをスクレイパーなどでかるくならして、風山石、流木などのレイアウト用品をセットします。
この時点で水草の配置なども考えるとよいでしょう。
ソイルが舞わないように、水をゆっくり、水槽の半分位まで注水して下さい。
ビニールなどを敷いて、その上から水を流し込めば、より一層ニゴリを抑えることが可能です。
ピンセットを使用して水草を植えて下さい。
グロッソスティグマを植え込む場合は、植え込みの間隔に余裕を持たせた方がよいでしょう。
万が一、浮き上がってしまった場合は、すぐに植え込み戻してください。数日で根付きますので、根気強く続けて下さい。
植え込みが済んだところで、濁った水を入れ替えながら、水を足してください。
グロッソスティグマの育成には照明、CO2機器を用意して下さい。
電磁弁、ボンベなどが一通りセットになったCO2添加キットは選択の手間が省けますので、初心者の方には特におすすめです。
フィルターは添加したCO2を逃がしにくい外部式フィルターがよいでしょう。
以上で完成です。数週間もすれば、グロッソスティグマの絨毯ができあがります。
必要に応じて、液体肥料、固形栄養素を与えて下さい。水質のチェックも怠りなく。
コケの心配をする方はコケ取りにオトシン等の生体がおすすめです。
ただし、生体を入れたい方は、特に水質を各種の試験紙でチェックして、頃合いを見計らって投入して下さい。
今回の撮影で使用した機材をご紹介します。
レイアウトの際の参考にしてみてください!
グロッソスティグマを使用したレイアウトにおすすめの生体をご紹介します。
前述した使用機器などと合わせれば、プロフェッショナルなレイアウトを実現できます!
クールなレイアウト、インテリアを考慮したレイアウトにチャレンジしたいという方にはグロッソスティグマがおすすめです。
生体を泳がせて、完璧なレイアウトに挑戦してみてください。