オーバーハングで大迫力の水景
輝板石の形状を生かして、右部にはオーバーハングした石組みを設置しました。
レイアウトにはちょっとしたコツが必要ですが、基本的には石を積み重ねていくだけの簡単な組み方になっています。
石の間に水草を差し込むように植えることで石の間から力強く生える神秘的な水景を演出することもできます。
石の色合いや模様を揃えることで1つの岩の塊のように見せると迫力のあるレイアウトになります。
アシンメトリーな石組みでレイアウトに動きを
左側には階段状になる石の積み方をしました。
アシンメトリー(左右非対称)な石の組み方をすることでレイアウトに動きが生まれます。
階段状に積み上げた石の最上部と中間に水草を設置することで人工的な階段状のレイアウトを周りと馴染ませ、ジャングルのなかに潜む古代遺跡のような風景を作り出しました。
オーバーハングのレイアウト
石をただ積み重ねるだけでは石をオーバーハングさせることは困難です。
このレイアウトのポイントは安定した土台の設置と、重心の掛け方です。
土台になる石(Bの部分)を突き出た石(Aの部分)よりも長く(重く)することで土台を安定させて、Cの部分に重しとなる石を置くことで右部に重心を掛けます。そうすることで、突き出た石(A)がバランスを崩して下に落下するのを防ぐことができます。
上見からのレイアウト見取り図(セット例)
①レイアウトのメーンであるオーバーハングの石組みの前方には水草は植えない。
②背の高い水草をあえて前面に設置。
⇒石組みの反り返りを強調し、オーバーハングを際立たせる。
③左右の石組み間は、背の低い草から高い草を植える。
⇒レイアウトに奥行き感を出す。
④オーバーハングのバランスを保つために設置した石を隠すように、水上葉を設置。
⇒演出性のUP。
上記のポイントを抑えて自分だけのオリジナルレイアウトを作成しましょう!