マリモとはシオグサ科(Cladophoraceae)の植物です。
学名はCladophora aegagrophila
Cladophora[枝分かれした]、aegagro[山羊の]+phila[毛をもった]という意味です。
一見丸い藻のような姿をしていますが、よく見ると幾重にも枝分かれした細長い葉が絡み合ってできています。
自生地は寒冷地で生長するので、低水温には強いですが高水温に弱いです。
水質は中性ないし弱アルカリ性下で、強光は好みません。
生長は遅く、1年で10mm前後生長するといわれています。
・マリモ
・水槽または容器
・水(マリモのみの場合、水道水でも問題ありません。)
設置してみよう
お水を入れた容器に購入したマリモを入れます。
設置場所は日陰やカーテン越しの薄く光が差す場所が成長に最適です。
直射日光には当てないでください。
マリモは高温に弱い植物なので、水温が高くなり約35℃を超えると枯れてしまいます。
小さい容器で飼育する場合は、水が温まりやすいのでご注意ください。
光合成で大きく成長
マリモは普通の植物と同じく光合成することで成長してゆきます。
光合成により水中の二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出します。
マリモ内部に吐き出した酸素が溜まってくると、マリモが浮かび上がることがあります。
お手入れの仕方
一週間に一度、水の交換をしてください。
水が汚れたり、水温が温かくなった場合は交換してください。
夏場は3日に一度くらい交換をしてください。