
餌の種類
たくさんの種類があるキャットフード。
それぞれのフードの分類と特長を知れば選択肢が広がって、猫ちゃんの毎日の食事をきっと豊かにしてくれるはずです!
ドライフード
カリカリっと歯ごたえのある硬いフード
水分量が少なく(約10%以下)、痛みにくく室温での保存も可能なドライフード。
カリカリと適度な硬さがあるので歯石が蓄積しにくくなり、お口周りの健康をサポートします。
1回あたりの食事にかかる費用も安く経済性に優れています。
多くの商品が猫の成長に必要な栄養素をバランスよく含んだ総合栄養食なので、安心して主食として与えられます。
フードの水分が少ないため、食事中にいつでも新鮮な水が飲めるようにして下さい。
子猫用や高齢猫用、去勢・避妊猫用、毛玉対策、室内猫用などライフステージや環境、疾病に合わせたフードが用意されているメーカーもあります。
特長
●1食当たりのコストが安い
●傷みにくく、保存しやすい
●適度な硬さで歯石・歯周病予防に良い
●栄養バランスが優れているものが多い
ウェットフード
水分が多い缶詰やパウチタイプのフード
水分が約80%程度の缶詰やパウチタイプのフードです。
肉や魚が主原料とするものが多く、たんぱく質や脂肪を摂るのに便利です。
猫の食いつきが良いため、食欲不振時に食事をさせるのにも効果的です。
1缶(1パック)で1食分の量となっていますので、与えすぎや食べ残し等の無駄を抑えられます。
開封前の状態で長期保存できるので、まとめて買い置きすることも可能です。
ただし、猫に必要な栄養を満たしていなかったり、カロリー過多になってしまう一般食が多く、単体での利用には不向きです。
ドライフードと混ぜて与えるなど、栄養を補って与える必要があります。
最近では総合栄養食のウェットフードも出ており、ドライフードを食べない猫ちゃんにこちらはおすすめです。
特長
●水分が多く食いつきがよい
●食べながら水分補給が可能
●カロリーが低い
●「一般食」が多く、ドライフードと混ぜて与える