
ウサギ
生息地
改良品種(ヨーロッパ)
体長
約25~50cm(品種による)
体重
900~6000g(品種による)
愛らしい姿から小動物の中でもとても人気のある仲間です。
古くから飼われている為、品種がとても多く小柄な「ネザーランド・ドワーフ」から、巨大な「フレミッシュ・ジャイアント」、耳の垂れ下がった「ホーランド・ロップ」まで様々です。
世界にはホッキョクノウサギやメキシコウサギなど、野生のウサギが何種類か存在しますが、今ペットとして飼われているウサギの全ては「ヨーロッパアナウサギ」を元に生まれたと言われています。
飼育設備
ケージ
巣箱やトイレなどを置いてもウサギが手足を伸ばせる程の広さを選びましょう。
また、ウサギが立った時に天井にぶつからない程度の高さも必要です。
ケージの底が金網の場合、金網の上にスノコを敷いてあげると足への負担を減らすことが出来ます。
金網の下にはペットシーツを敷いておくと掃除の際に便利です。
牧草入れ・餌入れ
ウサギにとって牧草はなくてはならないエサです。
いつでも牧草を食べることができるように、ケージの中には牧草入れを設置するようにしましょう。
ハウス
うさぎは狭い場所が好きでくつろぎの場所になるでしょう。
トイレ・トイレ用品
うさぎはトイレを覚えます。
お店にいたときと同じ場所に置くと早く覚えます。
うさぎが動かすことがあるので、固定式で省スペースの三角タイプがおすすめです。
衛生面的に、トイレは毎日掃除するのが望ましいです。
また、トイレにはトイレ砂を入れる必要があります。
給水器
お皿で与えることもできますが衛生面でよくありません。
ボトルタイプがおすすめです。
お水は残っていても毎日交換するのを推奨しています。
おもちゃ・かじり木
うさぎは本能で齧ります。齧ることが好きです。
なので、常にひとつはケージに置いてください。
固定式のものから転がして使うものまで色々なかじり木があります。
うさぎが好むかじり木を探すことも楽しみのひとつです。
上記以外にも、キャリーバッグ・カート、クッション・座布団、ブラシなどの被毛ケア用品など、用意しておくといいです。
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えさ
うさぎ用フード・ペレット
固形の総合栄養食で、うさぎが必要とする栄養が含まれています。
ペレットは必ず与えることをおすすめいたします。
年齢や品種に応じて各社から様々なペレットが発売されています。
最初にお迎えするときは、お店にいたときに食べてたペレットを与えてください。
牧草
ペレットに次いで重要なエサが牧草です。
繊維質が豊富な牧草を食べることで調子がよくなり病気の予防にもつながります。
イネ科を代表するチモシー牧草、マメ科を代表するアルファルファ牧草などがあり、
成長期はアルファルファがよいと一般的に言われています。
成長期用のペレットはおもにアルファファルファ牧草が原料に使われていることと、アルファルファからチモシーへの切り替えがうまくいかないことがあるためです。
また、チモシーだけでなく、季節に応じて旬な牧草や生牧草も与えてください。
その他には野菜を適量与え、牧草が食べ放題の環境にしておくといいでしょう。
上記以外にも、うさちゃんとのコミュニケ―ジョン用に少量のおやつや、消化を助けたり、病気を防ぐ為にサプリメント・補助食品も与えてもいいです。
ジャンガリアンハムスター
生息地
カザフスタン、シベリア南部
体長
♂:7~11cm/♀:7~11cm
体重
♂:39~44g/♀:32~37g
ゴールデンなどに比べ小型なため「ドワーフハムスター」と呼ばれる仲間です。
小さな体や愛らしい仕草から人気が高く、ドワーフハムスターの中ではペットとして最も多く飼育されている仲間です。
ジャンガリアンハムスターも「パールホワイト」や「ブルーサファイア」などの毛色・毛柄があります。
飼育設備
ケージ
底の面積が40cm×20cm程度
あまりにも狭いケージですと、ハムちゃんが運動不足になりやすくなり、またストレスがたまりやすくなります。
ハウス
ハムスターの体の2~3倍程度
木製や陶器、プラスチック製等があります。
回し車
運動不足解消やストレス発散に役立ちます。
かじり木
ハムちゃんは噛むのが大好きなのもありますが、 伸びてきた歯が気になって噛んでいることもあります。 ハムちゃんが好きな時に噛めるようにかじり木を用意しましょう。
トイレ・浴び砂
ハムスターは砂場でトイレをしたり、砂浴びをして清潔さを保ちます。
砂浴びが好きな子もいるため、できれば、トイレ用と砂浴び用は分けてあげてください。
上記以外にも、敷材、食器、給水器など、用意しておく必要があります。
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えさ
ペレット
基本、ペレットには必要な栄養素が含まれいるため、与えるえさはペレットだけでも大丈夫です。
最初にお迎えするときは、お店にいたときに食べてたペレットを与えてください。
穀物や野菜・果物
ハムスターは穀物や野菜・果物も食べます。
そのままあげると水分量が多すぎて、下痢になってしまう恐れがあるので必ずドライタイプのものを与えて下さい。
また、与える量が多すぎるとペレットを食べなくなり、栄養バランスが崩れる恐れがあります。
おやつ
ご褒美やコミュニケーションを図るときに少量あげましょう。
注意!
人間の食べ物は人間に合わせて濃い味付けがされているため、ハムスターには与えてはいけません。
飼育場所
ハムスターは自分で好きな場所に移動することが出来ません。
ケージの置き場には注意しましょう。
ドアの付近や床は振動が伝わる為ハムスターが落ち着きません。
また、窓に近い場所も直射日光が当たって暑くなったり、冷気が伝わって寒くなったりしやすいので避けたほうがいいでしょう。
ハムスターにとって快適な温度は20℃~22℃、湿度は50℃~60℃と言われています。あまり寒いと冬眠してしまう事もあります。
この温度と湿度を維持できるよう、エアコンや専用のヒーターを用いて調整しましょう。
ゴールデンハムスター
生息地
トルコ、シリア、レバノン、イスラエル
体長
♂:約18cm/♀:約19cm
体重
♂:85~130g/♀:95~150g
小アジア周辺に生息するハムスターの仲間です。
名前の通り、茶~金色の毛を持ち、ドワーフハムスターに比べやや大きくなります。
温和で人懐こく、小動物の中では飼育が容易なため小動物飼育の入門種として適しています。
また「キンクマ」や「ブラック」、「アプリコット」など、毛色・毛柄が豊富です。
ゴールデンハムスターは、1930年代にシリアで研究目的に捕獲された数匹のゴールデンハムスターが繁殖を繰り返し、今のように世界中で飼育されるほど広がったと言われています。
1930年代に捕獲されるまではほとんど捕獲例がなく、「幻の動物」と言われていました。
飼育設備
ケージ
底の面積が40cm×20cm程度
あまりにも狭いケージですと、ハムちゃんが運動不足になりやすくなり、またストレスがたまりやすくなります。
ハウス
ハムスターの体の2~3倍程度
木製や陶器、プラスチック製等があります。
回し車
運動不足解消やストレス発散に役立ちます。
かじり木
ハムちゃんは噛むのが大好きなのもありますが、 伸びてきた歯が気になって噛んでいることもあります。 ハムちゃんが好きな時に噛めるようにかじり木を用意しましょう。
トイレ・浴び砂
ハムスターは砂場でトイレをしたり、砂浴びをして清潔さを保ちます。
砂浴びが好きな子もいるため、できれば、トイレ用と砂浴び用は分けてあげてください。
上記以外にも、敷材、食器、給水器など、用意しておく必要があります。
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えさ
ペレット
基本、ペレットには必要な栄養素が含まれいるため、与えるえさはペレットだけでも大丈夫です。
最初にお迎えするときは、お店にいたときに食べてたペレットを与えてください。
穀物や野菜・果物
ハムスターは穀物や野菜・果物も食べます。
そのままあげると水分量が多すぎて、下痢になってしまう恐れがあるので必ずドライタイプのものを与えて下さい。
また、与える量が多すぎるとペレットを食べなくなり、栄養バランスが崩れる恐れがあります。
おやつ
ご褒美やコミュニケーションを図るときに少量あげましょう。
注意!
人間の食べ物は人間に合わせて濃い味付けがされているため、ハムスターには与えてはいけません。
飼育場所
ハムスターは自分で好きな場所に移動することが出来ません。
ケージの置き場には注意しましょう。
ドアの付近や床は振動が伝わる為ハムスターが落ち着きません。
また、窓に近い場所も直射日光が当たって暑くなったり、冷気が伝わって寒くなったりしやすいので避けたほうがいいでしょう。
ハムスターにとって快適な温度は20℃~22℃、湿度は50℃~60℃と言われています。あまり寒いと冬眠してしまう事もあります。
この温度と湿度を維持できるよう、エアコンや専用のヒーターを用いて調整しましょう。
ハリネズミ
生息地
ヨーロッパ、アフリカ、中近東、ロシア、インド
体長
約14~21㎝
体重
約500~700g
モグラ同様、明るい場所よりも薄暗い場所を好み、土に穴を掘ってその中で生活します。
冬には冬眠します。夜行性で、群れを作らず単独で行動します。
昆虫やミミズ、カタツムリ、カエル、小さい哺乳類や果物、きのこ、木の実などを食べる雑食性です。
目がほとんど見えないため、嗅覚と聴覚が優れています。
飼育設備
ケージ
底の面積が60cm×60cm以上
金網部分が塗装してあるものではなく、錆びないステンレス製がベストです。
亜鉛メッキで塗装されていると、かじったハリネズミが亜鉛中毒になる恐れがあるので注意が必要です。
ハウス
ハリネズミがもぐってリラックスできる場所は必須です。
体を伸ばしても眠れるほどのサイズのものが必要です。
おもちゃ・回し車
運動量の多いハリネズミのために回し車を用意しましょう。
運動不足解消になります。大きさは直径30cm程のものがベストです。
サイレントタイプの物を買えば、夜中に回す音も気になりませんよ。
敷材
ケージの床に敷く床材は、牧草やウッドチップ、猫用トイレ砂、新聞紙、ペットシートなどがありますが、一長一短あります。
トウモロコシの穂軸を粉砕した コーンリター は100%天然素材で安全性も高く、吸湿性にも優れているのでおすすめです。
ヒノキの猫砂はハリネズミがアレルギー反応を起こす場合があるので注意してください。
上記以外にも、食器、給水器など、用意しておく必要があります。
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えさ
ハリネズミ用フード
顎はかたいフードを砕いて食べるほど強くありません。
ドライフードは全てふやかして与えてください。
おやつ
リンゴ・バナナ・ミカンなどの果物やコオロギ・ミルワームなどがおすすめです。
注意!
人間の食べ物は人間に合わせて濃い味付けがされているため、ハリネズミには与えてはいけません。
また、ハリネズミはグルメで、長い期間同じ内容の食事を食べていると、なかなか新しい食べ物を受け入れません。
はじめからバランスのよい食事を心がけることが大切です。
偏食傾向が強いので、注意が必要です。
飼育場所
ハリネズミは、気温30℃を上回ると“夏眠”、10~16℃を下回ると“冬眠”する習性があります
ハリネズミの体に負担をかけないためにも、適温25℃前後を保つように心がけましょう。
ハリネズミの泡ふき行動
ハリネズミの変わった行動の一つとして“泡ふき行動”があげられます。これは、ハリネズミが大量の泡状となった唾液を体に塗る行動です。まだこの行動の明確な理由は解明されていません。
●唾液からする刺激臭をだして異性に求愛する
●皮膚につく害虫や寄生虫を防ぐ
●針(トゲ)の洗浄効果
●外的から身を守る
などの理由が考えられています。
この行動は、病気と勘違いしてしまう飼い主さんも多いようですが、ハリネズミ特有の珍しい行動なのです。
フェレット
生息地
改良品種(元はヨーロッパ)
体長
40cm
体重
♂:1kg~2kg/♀:600~900g
2000年以上前から家畜化されている人とのつながりが強い動物です。
愛くるしい顔としなやかな体から近年コンパニオンアニマルとして定着しています。
フェレットにも「シナモン」や「アルビノ」「セーブル」など色々な毛色・毛柄が存在します。
現在飼育されているフェレットは「ヨーロッパケナガイタチ」を元に生まれたと言われています。
現在、ヨーロッパケナガイタチは狩猟鳥獣や家畜の害獣であるとされています。
徹底的な猟場管理の為、イングランド地方では絶滅したと言われています。
飼育設備
ケージ
高さ60cm×奥行き60cm×幅70cm程度
フェレットはとてもよく動く動物です。
また上下移動も激しいため高さのあるケージを用意しましょう。
ハンモック
フェレットは寝床としてハンモックを利用します。
ケージの上の方に取り付けてあげましょう。
おもちゃ
フェレットは遊び好きな動物です。
フェレット用のおもちゃを入れてあげるとフェレットも喜びます。
上記以外にも、餌入れ、給水器、トイレなど、用意しておく必要があります。※トイレはウサギ用や猫用のでも可能です。
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えさ
フェレット用フード
フェレットは本来肉食の動物です。
蛋白質が豊富な餌を必要とするため、必ず専用のフェレットフードを与えるようにしましょう。
おやつ
動物性タンパク質を補うためにも、ゆでた鶏肉やレバー、卵の黄身などを時々与えるとフェレットも喜びます。
注意!
フェレットは植物質を分解するのが苦手なため野菜類は与えないか、与えても少量与えるのみにしましょう。
飼育場所
フェレットは夏の暑さやじめじめとした気候がとても苦手です。
フェレットにとって快適な温度は15~22℃、湿度は40~65%といわれています。
夏場は除湿機やエアコンを使って湿度対策を、冬場は専用のヒーターなどを使って寒さ対策を行いましょう。
フェレットはとても遊び好きな動物です。
特に狭い穴のようなものに潜るのがとても好きなので、トンネルやパイプなどを設置して思う存分遊べるような環境を作るよう心がけましょう。
また、ケージの外に出して一緒にスキンシップを図るのもとてもよい方法です。
その際は逃げ出したり、電気のコードをかじったりしないよう予め準備はしておきましょう。
モルモット
生息地
改良品種(元はペルー)
体長
約40cm
体重
800~1,000g
モルモットは南米ペルーに生息するテンジクネズミをペットにしたもので、ずんぐりした体に短い手足で動きがスローなとってもおとなしい動物です。
飼い主にも良く慣れ複数飼育が可能なことから日本ではペットとしてとても人気のある動物です。
頭が大きくずんぐりとしており豚に似ていることから、別名「ギニアピッグ」とも呼ばれています。
飼育設備
ケージ
ケースには小動物用のケージを使用します。
高さ30cm×奥行き45cm×幅40cm程度は最低あるケージを使用しましょう。
また、ケージの底にはスノコを敷くようにしましょう。
ハウス
モルモットは臆病で神経質な動物です。
時には不眠症になってしまうこともあります。
かくれて安心できる場所を用意してあげましょう。
食器・牧草入れ
モルモットは牧草も好んで食べます。
牧草入れも設置してあげたほうがよいでしょう。
上記以外にも、かじり木、給水器など、用意しておく必要があります。
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えさ
モルモット用フード
基本、ペレットには必要な栄養素が含まれています。
最初にお迎えするときは、お店にいたときに食べてたペレットを与えてください。
牧草
ペレットに次いで重要なエサが牧草です。
繊維質が豊富な牧草を食べることで調子がよくなり病気の予防にもつながります。
イネ科を代表するチモシー牧草、マメ科を代表するアルファルファ牧草などがあり、成長期はアルファルファがよいと一般的に言われています。
成長期用のペレットはおもにアルファファルファ牧草が原料に使われていることと、アルファルファからチモシーへの切り替えがうまくいかないことがあるためです。
また、チモシーだけでなく、季節に応じて旬な牧草や生牧草も与えてください。
飼育場所
モルモットは臆病で神経質な動物です。
時には不眠症になってしまうこともあります。ケージの置き場所は静かなところを選びましょう。
また、寒さに弱いため冬場の飼育には注意が必要です。
温度差の少ないところで飼育し、また保温の工夫もするように注意しましょう。
チンチラ
生息地
南アメリカ)
体長
25~35cm
体重
♂:450g/♀:500g
人にもよく慣れ、鳴き声もほとんどないため室内用ペットに最適です。
自然ではアンデス山脈の標高5000mの山岳地帯に生息しています。
チンチラにも基本となる「スタンダードグレー」や「シナモン」、「パールホワイト」などいろいろな毛色・毛柄があります。
絹のような手触りの毛皮を持っており、そのため乱獲が続き絶滅寸前まで追いやられてしまいましたが、現在ではワシントン条約で保護されています。
今流通しているチンチラの全ては人の手で繁殖されたものです。
飼育設備
ケージ
高さ45cm×奥行き45cm×幅60cmは最低確保しましょう。
ケージの底にはスノコを敷くと動物の足への負担を減らすことができます。
砂浴び場
チンチラは砂浴びがとても大好きな動物です。
専用の砂浴び場を設置してあげましょう。
ステージ・ステップ
チンチラは野生では高山部で暮らしている動物です。
上下移動を好むためケージの中にはステージ・ステップを設置するようにしましょう
かじり木
チンチラもかじるのが大好きです。
一日で1本丸々全てかじり木ってしまう場合があるので、多めにかじり木は用意しておきましょう。
上記以外にも、ハウス、餌入れ、給水器、おもちゃなど、用意しておく必要があります。
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えさ
牧草
重要なエサが牧草です。
繊維質が豊富な牧草を食べることで調子がよくなり病気の予防にもつながります。
イネ科を代表するチモシー牧草、マメ科を代表するアルファルファ牧草などがあり、成長期はアルファルファがよいと一般的に言われています。
成長期用のペレットはおもにアルファファルファ牧草が原料に使われていることと、アルファルファからチモシーへの切り替えがうまくいかないことがあるためです。
また、チモシーだけでなく、季節に応じて旬な牧草や生牧草も与えてください。
チンチラ用フード
牧草だけだと、栄養バランスが悪いときもあります。
ペレットタイプのえさも用意しておくといいです。
おやつ
野菜・果物類は水分が多くチンチラには向いていないため、与える際にはドライフルーツなどを少量与える程度に留めておきましょう。
飼育場所
ドアの付近や床は振動が伝わるためチンチラが落ち着きません。
また、窓に近い場所も直射日光があたって暑くなったり、冷気が伝わって寒くなったりしやすいので避けたほうが良いでしょう。
高地で生活しているため、夏の暑さにはとてもデリケートです。
25℃を超えるとぐったりしてくるのでエアコンを使用して温度を調整するようにしましょう。
デグー
生息地
ペルーアンデス地方の西部
体長
約12.5~19.5cm
体重
170~300g(平均200g前後)
デグーはモルモットやチンチラの仲間(テンジクネズミ)で草食性動物です。
集団性を好むため1匹では寂しがりますが、いったん複数飼育にして、あとで単独1匹になると余計に寂しがりストレスから食欲を無くしてしまう場合もあります。
ですので小さいうちから1匹飼育なら1匹だけで飼育しましょう。
複数飼育の場合、メス同志や発情前の子供のオスなら集団で飼育できますが、性成熟したオス同士ですとケンカが起きてしまいます。
飼育設備
ケージ
高さ45cm×奥行き45cm×幅60cmは最低確保するといいです。
ケージの底にはスノコや敷材を敷くと動物の足への負担を減らすことができます。
砂浴び場
デグーは砂浴びが好きです。砂はデグー専用の物かチンチラ用を使用します。
砂場をケージにいれたままだと尿だらけにされてしまいますので、必ずデグーをケージから出して砂浴びさせてください。
ステージ・ステップ
デグーはジャンプ力があるので、木製のステップを設置して上下に移動できるようにしましょう。
かじり木
デグーもかじるのが大好きです。
一日で1本丸々全てかじり木ってしまう場合があるので、多めにかじり木は用意しておきましょう。
上記以外にも、ハウス、餌入れ、給水器、おもちゃなど、用意しておく必要があります。
★★★デグー用品はこちら★★★
えさ
デグー用フード
基本、ペレットには必要な栄養素が含まれています。
最初にお迎えするときは、お店にいたときに食べてたペレットを与えてください。
牧草
ペレットに次いで重要なエサが牧草です。
繊維質が豊富な牧草を食べることで調子がよくなり病気の予防にもつながります。
イネ科を代表するチモシー牧草、マメ科を代表するアルファルファ牧草などがあり、成長期はアルファルファがよいと一般的に言われています。
成長期用のペレットはおもにアルファファルファ牧草が原料に使われていることと、アルファルファからチモシーへの切り替えがうまくいかないことがあるためです。
また、チモシーだけでなく、季節に応じて旬な牧草や生牧草も与えてください。
注意!
デグーは糖分の代謝が低い動物です。糖分が高いおやつはあげないでください。
どうしてもおやつをあげたい!、という方にはドライ野菜がおススメです。
飼育場所
高温や低温を嫌うため、窓辺や玄関などは避けてケージを設置します
人の目に触れやすい高さがベスト。ときどき声をかけてあげてください。デグーも飼い主を見ていますよ。
モモンガ
生息地
ヨーロッパからアジア圏を中心に、北アメリカなど
体長
12~22cm
体重
♂:100g~160g/♀:80g~130g
大きくてパッチリした目」「飛膜」「長いしっぽ」が特徴的です。
自然ではアンデス山脈の標高5000mの山岳地帯に生息しています。
比較的有名な、アメリカモモンガは“ゲッ歯目 リス科 モモンガ属”、フクロモモンガは“有袋目 フクロモモンガ科 フクロモモンガ属”に分類されます。
リス科のモモンガに対して、フクロモモンガは、カンガルーのように、お腹に子育て用の袋をもっています。
食事の内容も、リス科のモモンガとフクロモモンガとでは異なります。
モモンガは、野生動物なので、人間の生活リズムやペットとしての環境に合わせることが難しい動物です。
そのため、飼い主さんが、モモンガが快適に暮らせるようにフォローする必要があります。
飼育設備
ケージ
野生のモモンガは夜になると樹上を活発に動き回り、木から木へ滑空します。
ゲージが狭いと満足な運動ができず、ストレスの原因になりますので、可能な限り大きなゲージを購入しましょう。
ゲージ内で飛び回れる広さがおすすめです。
ステージ・ステップ
野生環境により近付けられるので、ストレスが溜まりにくい環境になります。
塗装が施されたものやプラスチック製の場合、かじることを考えると体に有害なものが入る可能性があるので、木製をおすすめします。
ハウス
野生のモモンガの巣にあたる寝床です。
樹洞に潜むことから木製の巣箱にしましょう。
おがくずなどの床材を敷き詰めれば、快適な寝床になります。
上記以外にも、餌入れ・給水器、おもちゃなど、用意しておく必要があります。
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えさ
モモンガ用フード
モモンガ専用のフードは、残念ながら国内での入手が難しいため、おうちに来るまで与えられていたものを聞き、はじめはそれを与えてあげるとよいでしょう。
モモンガの種類によって、適した内容が異なるため、それぞれバランスのよい食事を心がけましょう。
おやつ
モモンガは野菜・果物類、またミルワーム・コオロギなどの昆虫も食べられます。
飼育場所
モモンガは小動物に多くみられる性格の通り、臆病で警戒心が強く、大変神経質な性格です。
ドアの付近や床は振動が伝わるためモモンガが落ち着きません。
また、窓に近い場所も直射日光があたって暑くなったり、冷気が伝わって寒くなったりしやすいので避けたほうが良いでしょう。
シマリス
生息地
北アメリカ、アジア
体長
約12.5~19.5cm
体重
70~120g
シマリスは基本的に単独生活の動物で、成長するにつれて自己主張が強くなります。
そのため、縄張り意識が強く、ケンカをすることが多いため、繁殖を希望しないのであれば、1つのケージに1匹というのが安全でしょう。
また、繁殖希望の場合も相性によってはオスとメス別々に分けなければなりません。
飼育設備
ケージ
できれば底が50センチ四方、高さ1メートルほどの大きなケージを用意するといいでしょう。
シマリスが動き回るのは平面だけではないので、ある程度の高さが必要になります。
ステージ・ステップ
野生環境により近付けられるので、ストレスが溜まりにくい環境になります。
塗装が施されたものやプラスチック製の場合、かじることを考えると体に有害なものが入る可能性があるので、木製をおすすめします。
ハウス
彼らに安心して過ごしてもらうために、巣箱は欠かせません。
プラスチック製のものは掃除がしやすくカビも生えにくいですが、その一方でかじって誤飲をする必要もあります。
木や藁でできたものであれば誤飲の心配は少なく通気性もよいため、基本的にはこちらの方がおすすめです。
えさ
主食
基本、ペレットがおススメです。
リスは野生では木の実や種子・果物・葉・芽・花など植物性の餌が主です。
動物性の物は昆虫などで摂取しています。
ペットとして飼育する時も野生の餌に沿ったものがいいですが、なかなかそっくりそのままという訳にもいきません。
そこでリスの必要な栄養価が入ったペレットや種子などが市販されたものが便利です。
飼育場所
高温や低温を嫌うため、窓辺や玄関などは避けてケージを設置します
人の目に触れやすい高さがベスト。ときどき声をかけてあげてください。
また、シマリスのストレス発散にはケージから出して広い部屋で遊ばせてあげたり、思い切りかじっても良いおもちゃを与えたりすると良いです。
様子を見ながら対処をしてあげてくださいね。