発酵式CO2ペットボトルアダプター CO2 発酵

• ペットボトルを用いた発酵式CO2添加を行う際に使用するアダプターです。
• ペットボトル内でドライイーストを発酵させることにより、非常に低コストかつ容易にCO2添加を実現します。
• CO2の効果を手軽に体験してみたい方、低コストでとにかく水草を殖やしたい方に、特におすすめです。

• 醗酵式CO2添加は、ボンベ式に比べてはるかに低コストで行えるCO2添加方式です。
• この方式ではパン作りなどに使われる「ドライイースト」にアルコール発酵を行わせ、砂糖水の溶液から CO2を取り出し、水槽内に添加します。
• 一般的にはペットボトル内に砂糖水を作り、そこにドライイーストを数g入れ、温めることで醗酵を開始さ せます。
• アルコール発酵の簡単な化学反応式は、以下の通りです。ここでは砂糖(ショ糖、スクロースなど)がグ ルコースと同様の役割を果たします。

C6H12O6(グルコース)→ 2 C2H5OH(アルコール) + 2 CO2(二酸化炭素)

• 発酵によりアルコールが副産物として生成されます。このため、若干のアルコール臭がすることがあります。
• アルコールには水槽内のろ過バクテリア(脱窒菌)を活性化させる働きがあるといわれており、コケの減少に役立つさせる効果もあるようです。この点はボンベ式にはないメリットでもあると言えるでしょう。
• ボンベ式でのCO2添加に比べると初期設置時、交換・維持に関わるコストがはるかに低く、大変経済的な添加方式です。
• 一方で、細かな流量調節は難しく、電磁弁やスピコンなどの使用はできません。添加量をコントロールして、本格的な水草水槽を楽しみたい方はボンベ式のご使用をお勧めいたします。
• 簡単・お手軽にCO2添加を体験できるのが、醗酵式CO2添加方式最大のメリットです。CO2の 効果を手軽に体験してみたい方、低コストでとにかく水草を殖やしたい方は、ぜひ一度試してみて下さい!

1個

直径3×長さ8cm(チューブ6mm径対応)

• 本品の他に、炭酸飲料用ペットボトル、水、ドライイースト、砂糖を用意します。接続用のエアーチューブやエアーストーンも必要です。(全て別売です。)
• 砂糖30~100g(使用環境によって大きく変動します。少なめの量からはじめて、適宜調整してください。)、水400ml、イースト菌を数g(小さじ1杯程度)ペットボトルに入れ、良く混ぜます。
• ドライイーストや砂糖は夏場は気持ち少なめ、冬場は気持ち多めに入れるようにします。
• アダプターを取り付け、エアーチューブ、エアーストーンを接続します。エアーストーンはウッドストーンなど、細かい気泡を生じさせるものがおすすめです。
• ペットボトルをぬるま湯につけて、発酵を促します。数十分~数時間程度で発酵が始まります。
• 夏場など温度が高く、発酵スピードを抑えたい場合は必要に応じてゼラチンを5g程度添加すると、発酵が抑制されます。
• この場合は、あらかじめ粉ゼラチンを用意し、弱火にかけて水100mlに完全に融解させます。絶対に沸騰させないでください。
• ゼラチンが溶けたら、完全に冷めないうちに砂糖を混ぜ、常温まで冷ましたらペットボトルに入れ冷蔵庫などで冷やして固めます。
• 固まったら水300mlとドライイーストを入れ、通常と同様ぬるま湯で発酵を促進させた後アダプターとエアストンを取り付けてご使用下さい。
• 重曹(タンサン)や塩を数g用いても、発酵スピードを抑えることができます。

• 発酵式の特性上、イースト菌の量や温度により発酵が早すぎますとエアストーン内に異物が混入し、ペットボトル内の圧力が高くなることにより破損の原因となります。
• 特に夏場など気温の高い環境で使用する場合、ゼラチンで固めたり、塩や重曹で醗酵スピードを抑えるなどして急激に発酵し過ぎないよう注意して下さい。
• ペットボトル内の圧力が上昇し破損の危険性があるためスピードコントローラーは使用しないで下さい。
• ペットボトルは必ず炭酸飲料用のものをお使いください。

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